不動産屋を開業してみて思ったこと

めた

2012年09月30日 06:11

不動産屋を開業してみて4年ほどたちました。
開業前の業界経験は2年間の賃貸営業だけでしたが、意外と何とかなるもんだな、というのが実感です。
賃貸から始め、リフォーム、保険の取次ぎや売買、競売、大家業と規模が徐々に大きくなっています。
自社所有物件を10棟100部屋所有するところで、社員1名パート3名の私の経営の第一段階は区切りだと思っています。

特に開業をしてよかったと思う点は、独立するというのは非常に勉強になる、ということ。
私の実感としては、サラリーマンを4年経験するのと自分で2年会社を経営するのでは、業界の知識、後に引けないという心構え、物事を総合的に考える思考力、など身につけられるものは段違いだということです。
もちろん、開業した方が身につくということですよ。

まあ、開業すると日々必死でそんなこと考えている間もない、というのが本音ですが。

私が最初一番不安だったのが不動産の「知識」に関してです。
賃貸営業は2年間経験していたので、それなりに業務をこなすことはできましたが、売買など一度もやったことがないのです。
こんな状態で家を買いたい、というお客さんが現れたら、開業したばっかりのあなたならどうしますか?

私は即効知り合いの業者に頼みました(笑)。何か失敗があったら怖いですから。
紹介料などをいただく代わりにいろいろと教えてもらいながら、売買のお客さんが来た6人目から自分でやってみました。
不動産の業界団体には取引の注意事項をまとめたマニュアルなどもありますし、市販の本などもたくさん買いました。
要するに法律上定められた事柄をしっかり守り、書いての立場に立って不安な部分をすべて取り除くことができればトラブルにはならない、ということです。

「最初は何もない、不安だ」←自信がないのでお客さんから見ても不安

これはしょうがないことです。
私は自分を大きく見せたり、はったりをかますのが得意でないために、「人が少なくて賃貸メインで今はやっています」とはっきり伝えて、それでも繋がってくれるお客さんだけで経験をつみました。

たくさんの本を読み知識を蓄え、実践し自信をつける。

何をするにしても共通かもしれませんが、一番大事なことは非常にシンプルですね。





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